五穀豊穣・現世利益で有名な京都の伏見稲荷大社に行ってきました。全国3万社ある稲荷神社の総本宮です。ご祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)で、和銅４年（７１１年）２月初午の日に稲荷山に祀ったのがはじまり。稲荷大神の使いの狐が神社を守っています。
私は、神社・仏閣巡りが大好きなのですが、霊狐は人に憑いたり、人を騙すなどの話を小さい頃から聞いていて、これまで怖い印象しかなく、一度も参拝したことがありませんでした。参拝してみると怖い雰囲気もなく、特に千本鳥居は写真やテレビで見るより迫力があり参拝してよかったです。
余談ですが、株、ギャンブル、宝くじなど、一攫千金などを狙って稲荷神社に祈願をすると、霊狐が大儲けさせてくれる場合があるそうです。
でも、少し怖い言い伝えがあって、例えば、宝くじに高額当選したあとに、人間関係のトラブルなど災難が続き、結局は貧乏になって悲惨な人生になってしまった人の話を聞かれたことがあると思います。祈願した人の全員ではないとは思いますが、どうやら、霊狐はいたずら好きで、お金が入ったことで、大喜びした絶頂の時からお金が失くなって落胆した時までの人間の気持ちの落差のエネルギーを霊狐が食しているそうです(怖)。
そんなことにならないように、霊狐の親分である伏見稲荷大社の神様に、年に一度は感謝の参拝をしておいたほうが良いそうです。
一攫千金を狙っている方だけではなく、お金を大儲けしたい方は感謝の参拝をしたほうがいいかもしれませんね。
世の中には不思議なこともあるものです。昭和世代の方は古くからの言い伝えを信じる方は少なくないと思います。私はかなり本気でその話を信じています(笑)。
こちらの木は左側の木の根が持ち上がっています。値上がり(根が上がっている)の松と言って、証券マンや株を持っている人が値(根)が上がるように祈願される縁起の良い松です。
この日は、稲荷寿司と稲荷うどんを食べて、お稲荷さんを存分に堪能した一日でした。
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