今年1月に仕事を退職し、10年ぶりの無職になりました。一人暮らしなので、収入がなく不安もありますが、日々をのんびり穏やかに過ごしています。
今、人生3度目の大きな転機が訪れ、人生の転機について考えてみました。
人生の転機には、目に見える部分においては、自分にとって良いことが起こってくる変化の転機と、悪いことが起こってくる変化の転機があると思います。
人は、自分にとって良いことが起こる転機の時には幸せを感じ、悪いことばかりが起こってくると思える転機の時には絶望感を感じる場合もあります。
3度目の大きな転機が訪れ、これまでにどちらの転機も経験したことで、どちらにしても人間的成長のため、スピリチュアル的に言えば魂の成長のために転機が訪れていると心から思えるようになりました。
自分にとって、予期していなかった不都合と思われる変化の転機が訪れた時には必ず課題があり、課題を乗り越えることが、より良い未来と成長に繋がると言われています。
いろんな考え方がありますが、人生の歩みがストップしてしまうほどの辛い出来事があった人や日頃から考え過ぎる人は、起こった出来事の意味をその時に考えるより、自分を大切にすること、日常の日々を大切にすることを意識してみたほうがいいのではないかと考えるようになりました。例えば、食事をする時にはゆっくりと味わってみる、いつもより丁寧に片付けや掃除をしてみることで、味がないと思っていたお米にも甘味があることに気付いたり、毎日掃除をしていたのに、よく見ると部屋の隅に埃が積もっていることに気付いたり、これまで気付かなかったことや感じなかったことが見えてくるようになります。自分のために毎日の日々を大切に過ごしていると、自分自身のことも俯瞰することが出来るようになり、いつの間にか起こった出来事の意味や課題も見えてくる瞬間があります。そして、気が付くと成長したと思える日々もやってくるのではないかと考えるようになりました。
この年齢になって、やっと不都合な変化の転機に直面しても絶望感を感じることもなく、自分を好きでいることができるようになりました。
今と自分を大切に未来を信じることができるといいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。